マントンでの大変有意義な朝の旅を終えた翌日は次なる目的地ニースに向かうのであった。
ナイス(NICE)と書いてニースと読む。アメリカ人は何と発音するんだろう?なんて考えたりもして、名前の通りいい街ですよね。
この街、ATAさんの大好きな骨董市、それも大変大きな骨董市があるんです。ATAさん早速出動でUTAさんは近くのCafeでRAVIとお留守番って構図になります。ここでATAさんワインのボトルの下に敷く銀の皿を探してくれてたんだよねぇ。。😭😭自分は飲まないのに。
あちこちのお店で重さとか、綺麗さとか、そして価格を比べてね、最後に黒ずんだのを値引に成功して2枚購入したらしい。家に帰って重曹で磨くんだって。戦利品GET!! 嬉しそうだった。せっかく値引してくれたのにビールで消費してゴメン、ATAさん。
さて、次なる目的地は?シャガール美術館!
欧州で多くの芸術に触れてきたけど、シャガールは大好きな作品の一つだね。特に青が特徴的に綺麗なステンドグラスが素晴らしい。さらに、我々が滞在しているサンポールドバンスはシャガールのお墓がある場所であり、縁を感じて訪問するのでした。ニースにきたら、犬連れならば是非訪問してほしい場所です。
エントランスを入った後、ガーデンまではペットと一緒に入れます。ガーデンにあるレストランでRAVIと待機し、ATAさんとUTAさんは交代で美術館を鑑賞するというスタイルですな。(もちろんチケットはちゃんと2枚買います。)なかなかペットと美術館は難しいのでね、ペットと旅行する人には結構おすすめです。
交代で訪問して感想を交換する訳ですが、下左のモザイクがATAさんのお気に入りのようです。シャガールが80歳で弟子が作った作品のようですね。そう言えばATAさんは美術館の鑑賞も速いんだよね、UTAさんがノロノロ説明を見たり聞いている間、直感で感じてズンズンと進んでいく御方なのです。私、知らなかったのですが、シャガール美術館の絵は聖書の人類の創造をテーマにした絵が多いのですね。アダムとイヴ、そしてモーセの十戒が至る所に描かれているようです。ユダヤ教徒であるシャガールが聖書の「人類の創造」を作品にしたようです。絵の横にはQRコードがあり、それを読み取れば日本語での説明が聴けるので満足度は高いですね。
ATAさんに、「説明聞かなかったの?」と聞けば、「待ってると思って急いだの!」だって。地雷は踏まないようにしないとね。(あぶね〜💦)
それでも、やっぱりシャガールといえばステンドグラス。近くで見たり遠くから見たり、我々はやはりこちらが好きですかね。この絵も意味はあるんだけど、やっぱり美しいというのは良いよね。
そう言えば、このニース。私、市内で現金をおろしたのです。(翌日ワインの支払しなくちゃいけないので)。市内のATMだけど日中なんだけどちょっと治安が悪そうでね。近くに車を駐車して、1人でおろしたんだけど、車に向かって歩いている途中お金落としていたみたいでさ、車内で待っているATAさん、鬼の形相で「お金落としている!」ですって、結局怒られたのです。落としたお金はちゃんと回収しました、とさ。めでたし、めでたし。