フランスにはGaleries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)という高級百貨店がある。パリに旅行に来ると皆そこに行き免税で買い物をするのが基本ルートである。オペラの近くにあるのが有名だが、コロナ禍前は中国人の大集団で埋め尽くされていた。同店は実はシャンゼリゼ通りにもあるのだ。
この写真は昨年11月のシャンゼリゼ通り。コロナ禍のConfinementで1日1時間だけ外出を許可されていた頃である。健康維持のため皆んな歩いていたのである。ついこないだのように感じるが、もう1年前とはびっくり。
ギャラリー・ラファイエットは当然休業。外から「いつ開くのかなぁ?」「分からんなぁ」と話していたのである。
Confinementが終わり、シャンゼリゼ通りには人が戻り、我々は再開したギャラリー・ラファイエットにRaviと共に向かうのである。Raviももはや平気な顔をしてお店に入っていくのであった。
パリで散歩する時に、注意しておく必要があるのはトイレの場所。いざという時に、行けるスポットをきちんと見つけとくことが大事。日本のようにコンビニやパチンコ屋はないからね。こちらも犬並みにマーキングしておくのである。このギャラリー・ラファイエットもその一つ。
トイレの場所は地下1階。こういう時、大体地上階にはない。地下か最上階である。さて、ここのトイレ違和感がある。女性の行列はいつもの事だが、女性と男性が一緒に行列を作っているのよ。ん〜〜〜?共有なの?高級百貨店だよねぇ?
今まで男女共有といえば、飛行機か電車かだったけどそれはスペースの問題かと思っていたの。一方、飛行機と電車でOKなら、普段分けるの変だねとも思う事もある。取り敢えず並ばなくては行けない。今回は余裕があって良かったと心底思う。思ったより、さっさと列が動く。これも男女共有のメリットか?さあ、次は自分の番と思った時、驚くサインを目にするのである。
Unisex,Japanese -Style Toilets
(直訳すると、「男女兼用、日本式トイレ」)
何じゃそりゃ?順番が来たのでタイトル以外読めずにトイレに向かうのであった。結論からすると、TOTO社製のウォシュレットがついたトイレだったんだよね。男女兼用って関係ないよね。普通日本式って書かれていたら和式を想像するじゃない。マーケティングなのかな?Japanese Style Toiletsはもはや和式ではなく、ウォシュレットを指すのです。時代は変わるものだ。
結論、綺麗なトイレを求めるならオススメ、但し並ぶので余裕を持ってね。