今回はパリの生活情報をアップデートしておこう。実はパリの大気汚染は酷い、そして車の渋滞はさらに酷いのである。最近多少良くなったみたいだが、2015年頃は北京より悪いと聞いて愕然とした事がある。その要因は車による排気ガスと慢性的な渋滞とのこと、パリ市内の車に対する規制が年々厳しくなっていくのである。最近では30KM以上で走る事を禁止する法案が通ってしまった。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000227284.html
違反すると罰金だもの守るしかないよね。
オリンピックに向けてあちこち工事しているけど、それによる渋滞を緩和しようという考えなんて全くないもんね。そりゃ渋滞するよー。
ずいぶん昔、喫煙者が迫害され出した時、喫煙室でしか吸えなくなり、駅では屋根のない場所で、、、今のパリの運転者に対する扱いはあの時と良く似ている。
さて、駐車事情だけど、欧州はどこでも似ているが、路上に駐車スペースがある。そこに止めて近くの券売機で駐車チケットを時間分購入してフロントガラスから見えるところに置いておくのがルールだったんだ。フランスでは車のナンバーも入力を求められる。今はカードが使えるから便利になったよね。昔は小銭がない時とか困ったもの。
一方で駐車違反チェックはナンバーの写真を撮ってチェックしているみたいなの。だからチケット置いても置かなくても実は一緒なんだよね。UTAさんの車はハイブリットカーなんだけど、これパリでは凄いメリットがあって、登録すればパリ市内の公共駐車スペース無料なんです。だから私は駐車場契約せずに家の前にいつも無料で止めていたのです。パリで車を買うならハイブリッドか電気自動車がオススメ!
なんて調子に乗って2年が経った時、散歩から帰ると家の前に泊めていた愛車が悲惨な事に、、、。ATAさんが「昨日の夜、悪そうな奴が大声で騒いでいたよ!」「この場所嫌な予感したんだよねぇ」と感想を述べてくれるが時すでに遅し、翌日警察に粛々と届出に行くのでした。待ち時間4時間、いやぁ疲れたね。まぁ、誰も怪我していないので良しとするしかないでしょう。
さて、修理中の代車はディーゼルなので、もう無料じゃない、駐車機を使わなくてはならんのです。そこで新たな発見!
PaybyPhoneというアプリがあるの。携帯で車両番号を登録しておけば、駐車機で発券しなくてもオンラインでクレジットカード決済できるのよ。これは凄いねぇ。車の中でも決済できるし、降りてCafeに入ってからでも決済できる。しかも、時間を延長したら延長も携帯からできちゃうの。いや、これは便利。しかもアプリを使い出して気づいたのは、支払いは道路単位でなく、区単位だったって事。だから、例えば16区で2時間止める決済をすればどこに駐車しても良かったんだね。2時間以内だったらどこに動いても良かったんだ。違う通りの機械で支払うの躊躇っていたのはなんだったんだ!ってね。パリで車を乗る人、これ必須アプリですよ。
それを知ってからというもの、今までの駐車機が昔のボックスタイプの公衆電話のように見えてきているUTAさんでした。