旅はテーマがあるから楽しい。天気が良ければゴキゲンである。今回のテーマは`ノルマンディーの夏、オイスターを探せ`なのです。2泊3日でノルマンディーの牡蠣の養殖場を巡ろうという作戦です。 ノルマンディー半島には牡蠣の養殖エリアは大きく4つあって、半島の右側の海岸に3つ、左側に1つという状態ですね。右側は上からSt-Vaast-la-Hougue,Isigny-sur-Mer,とCote de Nacreという地域、左側は中央のCote Quest一択となっているようです。この4ヶ所を巡り違いを比較しようという企画だったわけですね。 今回まず最初に訪問したのはコチラ。 The Calvadosienne Oysters 21 Rue de Grand Large 14960 Asnelles, France 地域はCote de Nacreになるのかな。
この地域一帯は牡蠣の養殖工場みたいな大きな施設があり、今まで訪問した牡蠣小屋的なものとはちょっと違う感じですね。何よりビックリは入り口に牡蠣の自動販売機がある訳。こんなん初めて見たーと興奮を隠せないUTAさんだった訳ですが、昼休み中で出直す事に。。。他にも5件くらい大型の施設があり、直接販売はやっているようですが、その場で食べれるのはここだけでした。
一度ホテルにチェックインし、出直しワクワク状態。水槽にはまさに探していた新鮮そうな牡蠣があり、「そうそうコレを食べに来たんだよねぇ」と気持ちは昂るのでした。なぜココに来たかというと、事前に調べたフランスの正式なコンテストで金賞を取っているんだよね。そして事前にホテルに「牡蠣の養殖所を訪問したいんだけど?」と聞いたらココを紹介されたので、絶対外さない鉄板な訳ですよ。
Palmarès du Concours Général Agricole
意気揚々と店内を物色していたところ、いきなりマダムに「犬は入っちゃダメよ!」って言われる訳です。え”---?? Raviが出禁?ここまで来たのに?ATAさんPCR検査受けてきたのに? 目的があれば、言葉が喋れなくても通じるもの。お客さんがいなくなるまで待って、外で食べるからダメ?とアピール。マダムもやれやれ、、という感じでテラスでokしてくれました。本当はダメなんだろうね、でも強い思いは通じる訳で。Raviも水までをもらってね、、。
さぁ、食べますよ!お値段は1EUR/個でサイズは関係なし。 味はね、まあ美味しいけど、コレより美味しいのいっぱい知っているって感じかな。 ノルマンディの特徴の海水のしょっぱさと旨味のバランスは確かにあったけど、うーん、、夏だからかな?でも夏でも美味しいところ知っているし。うーん、これを食べにきた訳ではないんだなぁ。 でも優しいマダムには大変感謝なのです。ありがとう。 今日はホテルに帰って明日以降に期待ですね。夜はBayeux市内のレストランでって思って探しているとLa Rapiereというレストランを発見。これ絶対美味いところやん!と勘がピンピン働いて、ホテルに予約してもらって向かうのでした。メインの通りから少し入ったところに、いい雰囲気のレストランがあるではないですか。 ATAさんと興奮気味に「これは当たりだね」って入った瞬間、「犬は入っちゃダメですよ、マークあるでしょう」、、、、なんと、Ravi本日2回目の出禁、、、。 あ”ー、しょうがない、どこか入ろうって事で近くのレストランでお腹を満たした訳でした。 さすがフランス、それでも美味しい訳でノルマンディの仔羊を頂きました、とさ。